2016年2月8日月曜日

JUPITER-80開封しました

Roland Jupiter-80


1外箱です。かなりデカイです。そして重い。

2 中はこんな感じです。取説やケーブル類です。

3 素晴らしいです。
圧倒的な存在感です。



Roland JUPITER-8

Roland JUPITER-80


いいです。楽器店で初めて見た時まず外観の良さに惹かれました。楽器は音を奏でる道具ですが見た目も非常に大事なのではないだろうか。
以前 JUPITER-8を所有してましたが、事情があり手放してしまった。
初めてJUPITER-8を見た時もそのデザインに魅了された。サウンドも繊細な音だった。
アルペジエーターと減衰系の音での組み合わせは、本当にお気に入りだった。
ビンテージはメンテが大変なので、ぜひとも
復刻して欲しいです。絶対買うんで、ローランドさんお願いします。
ではなぜJUPITER-80かと、JUPITER-8とは、全く別なのです。デジタルとアナログの音源方式の違いもありますが、80は使用する範囲が広いのと、当然音が現代的なのです。
音色の作り方も膨大に重ねて重ねてひとつの音色にします。
なので私がやりたい楽曲が柔軟かつ簡単に作れそうなので、購入した。
サウンドはまさにローランドの伝統的な音で高域が伸びがあり低域もしっかり出てます。
また随所に名機JUPITER8のDNAがちりばめており、ローランドのフラッグシップの役割を完全に満たしているのではないでしょうか。

外観の質感もすばらしく金属系のボデイは頑丈。その分本体の重量は重くなる。ソフトケースなどで持ち運ぶのは、あまり現実的ではない。キーボードスタンドなどに載せた場合よく底板部分がへこんだりしてガタガタになるのだが分厚い装甲のため、ボコボコになることはない。


トップ部の仕上げも高級感があり程よいツヤ加工がしてあり黒系の塗装してある
歴代のシンセサイザーではトップの美しさだ。
まるで、日本伝統の漆塗りを彷彿する仕上げだ。



黒を基調としているが、各セクションを解りやすくするための表示部もオレンジ色を使っておりJUPITER8を彷彿させる。
注目の音色セレクター部だ見事なLEDのグラデーション。楽器ごとに色分けされている。
音色のアクセスもすこぶる早い。明るさも程よく暗いステージの視認性を高めている。
ディスプレイ下には大きめのツマミがある。指にフィットし回しやすい。
主にフィルターのパラメーターを制御することになるが、その他のパラメーターもアサインできる。



中央に鎮座するのは大型カラーのタッチパネル対応の液晶モニターだ。
楽器に搭載されているモニターでは、1〜2を争う大きさだ。
解像度も高くドットのつぶれもない。
私が所有するデジタルフォトフレームより綺麗に表示している。
またタッチの反応もいい。iphone6と変わらないくらいだ。



スライダーが4本ありそれぞれのパラメーターにアサインできる。Dビームコントローラーも装備されている。手をかざすとあらかじめアサインされたパラメーターが変化し音色をダイナミックに変化させることができる。
ポルタメントをアサインしテルミン的効果になる。時を忘れてかなり遊んでしまった。
ライブなどのパフォーマンスはインパクトはすごいと思う。
アルペジエーターもここで管理する。膨大なアルペジオパターンがあり。指1本でも複雑な演奏ができる。



サイド部はシルバーのアルミ調になっておりブラックとの見事なコントラストがあり、
無骨なデザインだけではないと主張しているかのようだ。往年の傑作JUPITER8をも
彷彿させる。厚みもありサイドの強度を上げている。



全体的に金属を多様しておりチープなプラスティック部はほぼない。ベンダー回りUSBのスロットカバーくらいか、しかし程よいアクセントになっている。



鍵盤タッチの質感はシンセの鍵盤にしては重いが押した後の戻りは早いふわっとしている。私がベストな鍵盤はヤマハDX7-2なのだが、それと比べても弾いてて鍵盤の弾き心地はいいと思う。長時間演奏できるように、配慮されているのだろう。
76鍵仕様




ロゴ部と接続端子部接続端子も豊富で必要と思われる端子は全てあり現代的な設計になっている。ロゴの書体もこの楽器のイメージを表していますね。




一番気になった音色エディット画面だ。ツマミやスライダーが並んでおりアナログシンセのパラメーターがならぶ。操作はiPadなどのソフトシンセに近い。タッチで直接画面が操作できるので、スライダーは操作しやすい。ツマミは慣れがいる。
波形を選びフィルターを掛けエンベロープを決める。簡潔でいいと思う。
希望的にはこれは画面操作ではなく、フィジカルコントロールにして欲しかった。



音源部のスペックです。
最大同時発音数
256 音(音源負荷に依存して変化)
パート数
4(アッパー、ロワー、ソロ、パーカッション)
レジストレーション
256(プリロード・データを含む)
ライブ・セット
2,560(プリロード・データを含む)
エフェクト
○ライブ・セット用(アッパー・パート、ロワー・パート)マルチエフェクト(MFX):4 系統、76 種類、アッパー/ロワー・パート独立で搭載(合計:8 系統)リバーブ:1 系統、5 種類、アッパー/ロワー・パート独立で搭載(合計:2 系統)


○ソロ・パート、パーカッション・パート用コンプレッサー+イコライザー+ディレイ:1 系統、ソロ/パーカッション・パート独立で搭載(合計:2 系統)、リバーブ:1 系統、5 種類○マスター・エフェクト4 バンド・イコライザー:1 系統

プリセットを全て聞けてはないですが、かなり膨大な量があり質もすごいと思います。
音色のバリエーションが豊富。
お気に入りはD50ファンタジアのJUPITER80バージョンでした。
懐かしくもあり新しくもありの80年代が蘇りました。
映画のサントラに使ってそうな音色がいくつもありました。
アンビエント系も豊富でした。アルペジエーターの情報がスタンダードMIDIファイルを
読み込めるので、昔作成したフレーズデーターを読み込みました。いいですねぇ
これがJUPITER-80でやりたかったことの一つです。
アンビエント系に向いてると思います。エフェクターの質がいいです。
また生楽器系が演奏形態ごとにシミュレーションしておりリアルだ。
鍵盤演奏技術が高い人が弾くと生楽器と解らないじゃないですかね。
音色の一番最小単位トーンだけでもかなり分厚く普通のシンセ1台分の厚みがあります。
それを重ねて重ねていくと豊かな、音色に仕上がります。
ロックバンドでの高音圧ギターやドラムに決して負けないでしょう。
Dビームを使用したパフォーマンスは目立つことでしょう。
最高です。本当にいい楽器に巡り会えたと思います。
ツマミとスライダーが前面パネルに出たJUPIER80-2が出たらまたベストシンセが変わるかもしれませんが、、
現時点では、JUPITERー80がマイベスト1シンセです。ちなみにベスト2はMS-20です。



外形寸法 / 質量
幅 (W)
1,231 mm  長い
奥行き (D)
439 mm       広い
高さ (H)    厚い
140 mm
質量
17.7 kg   重い

安心安全安堵のMADE IN JAPANです。






ロラくんです。ローランドのロラです。

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